県庁ねぶた実行委員会

役小角[えんのおづの]

作: 大白我鴻




役小角[えんのおづの]は、飛鳥時代の山岳呪術者で修験道の開祖として知られる。

 

舒明[じょめい]六(六三四)年に大和国葛城[やまとのくにかつらぎ]に生まれ、幼少の頃から博学で、土や泥で仏像を作り、草の茎でお堂や塔を建てて花や水を供えていたという。

17歳になると仏門へ入り、元興寺[がんごうじ](現在の飛鳥寺)で修行し、孔雀明王[くじゃくみょうおう]の呪術を修得したとされる。

孔雀明王の呪文を唱えると、蛇の毒を含むあらゆる毒、病気、災厄や苦痛を取り除くことができたという。

 

さらに、小角は生駒山に住んで人を殺していた二鬼を調伏し、「前鬼[ぜんき]」、「後鬼[ごき]」と名を与えて家来とした。

その後も、箕面や熊野などの山中で厳しい行を繰り返し、ついには神通力まで身につけ、五色の雲に乗って空を飛べるようになった。

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